節電しながら夏を快適に! 暑さ・熱中症対策 部屋を涼しくする方法や 節電グッズ
2023年6月から電力会社が電気料金を値上げされ、TVやネットでも特集番組で節電する生活や節電グッズなども取り上げられました。
暑い夏、日常生活でできる節電は、冷房は必要な時に点ける、不要な明かりは消す、見ないテレビは消す。パソコン使わない時は消すなどです。が、この記事ではエアコンの室温28℃を一工夫で30℃迄上げて消費電気が26%も削減できる方法や体の冷却機能で冷やす節電グッズで暑い夏を快適に健康的に過ごす方法を紹介します。
節電対策! エアコンの温度を上げ快適に過ごす方法
環境省によれば、冷房の設定温度を1℃上げると約13%の電気の削減になるそうです。
ここで大活躍するのが扇風機かサーキュレーターです。
なぜか?
ヒトの肌は空気の層で覆われており風がないと蒸し暑いから
節電の第一歩は空気を巡回させましょう。
次に節電グッズを着けると、さらにエアコンの設定温度が上げられ夏を涼しく暮らせます。
節電しながら暑さ対策をするひと工夫は?
エアコンで室内を除湿して効率よく風を巡回させることで体感温度が下がりますので室内温度が30度位迄むりなく暮らせるか体感温度の数値で紹介します。
そこで温度30℃湿度40%風速0~2mで体感温度を計算してみました。
温度30℃:湿度40%風速0m/sで体感温度25.9℃
温度30℃:湿度40%風速1m/sで体感温度24.3℃
温度30℃:湿度40%風速2m/sで体感温度23.7℃
風と湿度で体感温度が下がるのが分かりますネ。
一般的に風速1mで体感温度が1℃下がると言われています。風の強さ風速2mは歩いて顔に風を感じる。周りの木の葉が動く強さです。
風を効率よく巡回させる方法
台風の目のように室内を左回り、もしくは右回りを部屋にある窓、家具など風の通る方向を考慮して巡回される。
エアコンある場合冷気は下がるのではサーキュレターで下がらないように風を後押しするようにする。もちろん左右巡回もです。
風を巡回させエアコンの設定温度28℃が2℃位迄上げられ電気の26%が削減できますよ。
節電になる!エアコンの掃除方法
暑い夏、寒い冬にエアコンを使って快適に過ごすのにエアコンの掃除をしていますか?室内機のフィルターはほこりやカビの胞子などの汚れが溜まりやすく、室外機の熱交換機(フィン)は汚れで熱交換効率が下がり電気料金が高くなる可能性もあります。フィルターもフィンも汚れを取り除き通気を良くすることですので自分で簡単にできる。さらに30%も節電できる方法を紹介します。
エアコン内部に空気を取り込みろ過するフィルターの掃除です
・電源を切り、コンセントを抜く
・カバーを開ける
・掃除機でほこりを吸い取る
・フィルターを外し水洗いする
・油汚れのひどい時はマジックリンなどを使用。後に水洗いをする
・非陰干しで乾かして本体に取り付ける
キャタツや踏み台から落ちないように注意してキレイにしましょう。吹き出される新鮮な空気で室内は満たされます。
節電になる!室外機の掃除方法
室外機の吹き出しグチと熱交換機(フィン)の掃除です
室外機は屋外に設置する為特別なメンテは必要ありませんが、クモの巣や吹き溜まりによるゴミや騒音に異常がある場合には掃除が必要です。
・安全のために室内側のコンセントを抜く
・作業中は室外機を動かさないように注意する
・吹き出しグチやフィンをほうきで上下左右に払う
・フィンは刷毛や歯ブラシなど柔らかうものを使用して払い落とす
・吹き出しグチに通気の抵抗になるものを置かない
・ドレインホースの周りを掃除する
室外機日よけすると30%も節電ができます
熱を交換する場所が暑いと効率よく熱交換ができない。
そこでひと工夫
・天板の日よけカバーを一回り大きくして室外機全体を日よけする
・屋熱交換機(フィン)特に西陽が当たらないよう工夫をする。
暑い部屋の外に室外機があります。ひと工夫で約30%の節電になります。
夏の職場の暑さ対策でのエアコン使用は今より節電対策ができる!?
夏を快適に過ごすのにエアコンの温度は個人差があります。ガッツリ冷やしたい人もいれば、エアコンの冷気がキライな人さまざまです。
クールビズは暑い夏の間でも快適に仕事ができるようにノーネクタイ、ノージャケット、半袖シャツやポロシャツなどが推奨されて着用しています。
夏場の会社は寒いと思う人が女性では40%以上います。寒いから一枚 羽織ったり、ズボンをはいている人を見かけます。
これって?冷やし過ぎですよネ。
空調器の設定温度はあげられ節電対策になります。
ヒトの身体って冷気に馴れると寒さを感じなくなり、さらに設定温度を下げようとする傾向があります。
在宅勤務であれば「背中クールタイ」を着けると設定温度が上げられ寒さから解放されクーラー病予防になります。
もちろん、暑い屋外から入った時や室内で活動されて体温が上がっている時は扇風機の風で体の表面の空気を吹きとばしましょう。
チ子ちゃんに叱られる!の番組でも
風に当たると涼しくなるのはなぜ?
正解は「体の表面の空気を吹き飛ばすから」でした。
節電したい!エアコンを使わずに夏の暑さ対策ができる方法
エアコンを使わずに節電しながら夏の暑さ対策ができる、部屋を温室にしない工夫
夏を涼しく過ごすのに、室内をグリーンカーテンや遮光カーテン、簾などで陽をさえぎることです。太陽の放射熱は冬寒い時には有難いのですが、夏に暖房器具になります。
太陽の放射熱で温められた室内の床材、壁材は暖められます。建材の輻射熱に室内温度を加えて2で割ったのが体感温度です。
陽をさえぎった部屋で空気を巡回させれば室温30℃位迄エアコンは点けないでデスクワークなど仕事ができます。
28℃でエアコン点けていると背中が冷え過ぎます。
実践してエアコンの設定温度が上げられることで良かったのことは
・節電、省エネ
・暑さに馴れ眠れる
・クーラー病予防(寒暖差疲労)
・夏バテ防止
ひと工夫で夏の暮らしが変わりました。
節電しながら打ち水をして冷えた空気で暑さ対策
夏の風物詩、打ち水は気化熱で周りの温度を下げる効果があることから各地で開催されています。街で見かけるドライミストも水を霧状態にして噴射して蒸発する際の気化熱を利用して冷却する装置で冷やしています。
打ち水をして家の周りにしていますか?
私が実践しているのは建物の南側です。夏は南風が多いですよネ。
そこで、家の南側にある構造物に打ち水をして表面温度を見たのが画像内の棒グラフです。
見ると効果が分かりますよネ。
効果のある打ち水をする時間は陽の沈む前です。
気化熱で冷やされた空間からダイニングに入り爽やかな気分でごちそうさまです。
打ち水後の道路を歩く人も涼しさを感じ振り向きます。
節電しながら夏の暑さ対策ができるグッズのご紹介
人間は暑い時には体温調節で冷やす機能があります。背中にも汗腺が多くあり汗を掻く人って多いですよネ。ところが衣服の襟元は重力と猫背いでふさがれて熱がこもってしまいます。
これが暑さの原因でした。
そこで背中にこもる熱をバイパスの襟元から放出してクールダウンするのが暑さ対策グッズ「背中クールタイ」です。
柔らかい筒のような網目で左右前後に動き、押しつぶしても離すともとに戻ります。
暑い時に装着すると背中にこもる放熱・汗の気化熱をバイパスから煙突効果でいち早く放出することで体の冷却機能をサポートして冷まし、さらに気流が生まれることで体幹温度も下げて涼しさを感じます。
今迄に無い発想で体温調節を活かし冷やす機能を発揮します。
衣服の生地は進化してます。が、吸水速乾は生地が蒸発した汗を吸い取り外へ熱を放出するのでどうしても熱はこもってしまいます。
暑い➜発汗➜汗で濡れる➜気化しない➜暑い!負のスパイラルを解消するのには、掻いた汗をいち早く放出することです。
節電しながら夏の暑さ対策ができるグッズを試してみた
衣服内の快適温度は32℃±1℃で暑い日や活動して暑くなると人間の体は体温が上がり体温調節で放射・蒸発して下げるようにできています。
この放熱した熱が衣服内にこもるから暑いのです。この熱を放出する「背中クールタイ」は着けるだけでクールダウン。
そこでご覧いただきたいのは上の棒グラフ衣服内の温度・湿度です。
28℃エアコン点けてません。着けると気化した蒸気が放出され湿度が下がり始め、外すと上がります。
途中でエアコン点けると温度・湿度も下がりますが、冷えすぎてスイッチを切りました。
電気を使う首を冷やす保冷剤グッズや、充電式の小型扇風機などは衣服の外の体の表面の空気を吹きとばし汗が蒸発して涼しいと感じています。
が、衣服の中は?
熱はこもっていますので身体が冷えるまでは冷やした血流が頼りですので時間がかかります。
ここですすめる節電グッズ「背中クールタイ」は体の体温が上がり蒸発し始めた汗の気化熱を煙突効果でいち早く放出して冷まし、気流も生まれ体感温度も下げてくれます。
風で空気を吹きとばして感じる涼しさとは違いますが少し動いて掻いていた汗がバイパスから蒸発して体の冷ます機能で冷やします。
節電しながら夏の暑さ対策をして夏を乗り切ろう!
節電グッズで衣服内を冷やせば節電生活ができて夏を快適に過ごせる方法を紹介しました。
いかがでしたか。
(チ子ちゃんに叱られる!)風に
こもる熱を放出すると涼しくなるのはなぜ?
正解は「背中の体の表面の蒸発した空気を放出するから」になります。
想定外のコロナ禍での危機を活用して暮らし方も変わりました。大幅な気料金値上げと言う危機?も活用するとすべての電器商品の使い方、選び方もネットで調べ自らの責任でできます。
最後になりましたが人間の体温調節で暑いと放熱・伝導・蒸発(発汗)して冷ましますが、外気温度が体温より高い場合には蒸発(発汗)だけになります。
バイパスから気化熱で冷ます暑さ対策グッズ背中クールタイで暑い夏を乗り切ろう!